拙歌を一首 中庭にふと目をやればゆくりなく八重の山吹もう咲いていた 藤本楠庭

とぼしい情操なれど（僕なりの鑑賞） 藪ひろく少年吾の遊びし寺今は小さく町並の中 湯浅竜起 昔は、お寺の周りも広い藪が広がっていたんでしょうね・・・・・。 少年のころ遊んでいた、そのお寺も、今では町並みの中に飲み込まれているんでしょうね。

とぼしい情操なれど（僕なりの鑑賞） 故郷の心覚えの地に寺あり歩み入り古き名を言ひて問ふ 湯浅竜起 様変わりした故郷に残るお寺を訪ねて、今はいなくなってしまわれた人たちの消息を訪ねられているんですねえ・・・・・。

とぼしい情操なれど（僕なりの鑑賞） 防波堤高く続きてそのかみの真砂の渚見るよしもなし 湯浅竜起 むかし砂浜だったところが防波堤になっているんですねえ・・・・・。 そのかみに、砂浜が少しだけ残っているんでしょうか・・・・・。 見る影もないんですねえ・・・・・。

とぼしい情操なれど（僕なりの鑑賞） 恋ひ来にし真砂の渚今は失せて青波寄する築堤長し 湯浅竜起 僕の故郷も、砂浜だった渚が下水処理場に変わっていました。 昔の面影がなくなってしまうのは、寂しいですよね・・・・・。

とぼしい情操なれど（僕なりの鑑賞） 知れる名の標札今は一つのみに故郷の家居皆様変わる 湯浅竜起 ふるさとの昔知っていた家々の標札がなくなって、皆新しくなっている・・・・・。 知っていた人たちは、どこへ行ってしまったんだろう・・・・・。

とぼしい情操なれど（僕なりの鑑賞） 故郷をめぐりめぐれど標札に知れる名今は唯一つのみ 湯浅竜起 ふるさとの懐かしさを求めて、巡り巡られたんですねえ・・・・・。 月日の流れるのは、遅いようで早いもんですよねえ・・・・・。 昔の面影が消えてゆくのは寂しいものですよねえ・・・・・。

拙歌を一首 晴れたればいつの間にやらなっていた暖かそうな春の日差しに 藤本楠庭

短歌の勉強をする機会に恵まれましたので、子供の頃は理科の好きだった僕ですが文学にも目覚め、児童文学・絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを、大空まえる（デジタル作家）・藤本楠庭（アマチュア歌人）・明日香英麿（アダルト作家）のペンネームで、BookWalke...

BookWalkerなどより電子出版しています。 おとぎのくにを　さがしにでかけました。 はたして　おとぎのくには　ほんとうに　あったのでしょうか・・・・・。

BookWalkerなどより電子出版しています。 おじいさんと　おばあさんは　こどもを　そだてられるだけで　しあわせだったのです・・・・・。

BookWalkerなどより電子出版しています。 日常の感動を短歌に綴ったものです。 若かった頃の足跡をたどってみてください・・・。

BookWalkerなどより電子出版しています。 二十歳の頃に書き始めたもので、ずーっと温めていたのですが、五十年経った今になって、ようやく構想が纏まりましたので書き上げることができました。若かった頃の感性も大切にしてあります。短いお話ですが、どうぞお楽しみください。

BookWalkerなどより電子出版しています。 けっこんしたい　おうじですが　はたして　おうじは　ぶじに　けっこんできたのでしょうか・・・。

BookWalkerなどより電子出版しています。 おおかみは　ほんとうに　こしぬけなのでしょうか・・・。 あなたは　どうおもわれますか・・・・・。

BookWalkerなどより電子出版しています。 パンダは　どんなゆめを　みているのでしょう・・・。 そのゆめは　かなったのでしょうか・・・。

BookWalkerなどより電子出版しています。 短歌で綴った吟行の旅です。 ご一緒に、吟行の旅に出かけてみませんか・・・。